ごあいさつ(法人情報)

ごあいさつ

社会全体の高齢化に伴って、腎疾患や泌尿器科疾患の患者数は増加の一途をたどっています。しかし、その知識に関しては、社会一般に充分伝わっているとは言いがたいのが現状です。より正確な、新しい知見の普及と、それに基づいたShared decision making (SDM/共同意思決定)*は非常に重要です。

また、腎疾患や泌尿器科疾患の診断、治療についての医学の発達はめざましいものがありますが、その診断法、治療法の多くは海外で検討されたものであり、日本での有用性の検証は充分とは言えません。また、疾患によっては日本特有の病状を示すなど、日本の現状に即した診断法、治療法の開発も必要とされています。

日本腎泌尿器疾患研究ネットワーク (JUN-net)は、腎疾患や泌尿器科疾患の正確な知識を一般市民、医療従事者に広める啓発活動を行っています。また、臨床多施設共同研究を推進しています。

*Shared decision making (SDM/共同意思決定)とは、医療従事者と患者が、治療法やケアの方針について、互いに情報を共有し、話し合い、共に意思決定を行うプロセスです。患者は、自分の価値観や希望を伝え、医療者は、医学的な情報や選択肢を提供し、最終的な決定を患者と共にします。

組織について

法人概要

組織名 特定非営利活動法人 日本腎泌尿器疾患研究ネットワーク
英文表記 Japanese Urological and Nephrological Disease research network (JUN-net)
代表者 冨田 善彦
設立 2010年02月08日
事務局 新潟市中央区旭町通1番町757番地
新潟大学医学部泌尿器科
TEL 025-227-2289

組織図

組織図

活動について

現在のとりくみ (2025年7月現在)

啓発事業

腎細胞癌についての正確で新しい知識の普及
腎細胞癌のSDM/共同意思決定ツールの開発

研究事業

腎細胞癌有転移症例に対するSunitinib,Sorafenibランダム化試験
-スピンオフ研究-
前立腺癌前向きレジストリ―研究

教育事業

腎、泌尿器疾患に関する学会、研究会の開催(共催、協賛を含む)

出版事業

RECIST1.1ポケット版

※購入希望の方は「ご要望・お問い合わせ」から、「RECIST1.1ポケット版購入希望」としてお知らせ願います。折り返し、注文方法等をご連絡します。

RECIST1.1ポケット版のサンプル

定款

特定非営利活動法人 日本腎泌尿器疾患研究ネットワーク定款